
院長:松苗お気軽にご相談ください!


洗濯物を高い位置に干すために腕を伸ばした瞬間、肩の奥にズキッとした痛みが走る。夜になると寝返りのたびに痛みで目が覚める。しかし、病院でレントゲンを撮ったら以上無しといわれて不安になる方も多いのではないでしょうか。
整体ルームみころ・浦和本院の松苗です。この記事では、五十肩のレントゲン検査でわかること、無理に動かさないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、五十肩の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、レントゲン検査の結果に戸惑ったときに確認したいポイントから順にお伝えします。




レントゲンでは映らないものがあります
腕を上に伸ばす動作で肩の奥がひっかかるように痛むことがあります。洗濯物を干すときや、高い場所の物を取るときに気づく方が多いようです。
こうした痛みが続くと腕を上げる動作そのものを避けるようになり、動きの範囲が徐々に狭くなっていくこともあります。夜になると寝返りで痛みが強まり、眠りが浅くなる方も少なくありません。
特に、腕を真上に伸ばす姿勢や、後ろに回す動作で痛みが集中して出やすいともいえます。洗濯物を干す動作は、その代表的な例といえます。
近所の整形外科でレントゲンを撮ったものの、骨に異常はないと言われて拍子抜けした方もいるでしょう。痛みがあるのに原因がわからないと、余計に不安が募るものです。
実は、五十肩は骨そのものに変化が出ることが少なく、レントゲン検査で異常が見つからないことは珍しくありません。だからこそ、痛みの原因が分からず不安になりやすい病態ともいえますね。
レントゲンで骨に問題がないとわかることも、他の重い病気を除外するという意味では大切な情報のひとつです。骨折や重い関節の変形がないことを確認できる点は、安心材料にもなります。
レントゲン検査は骨の状態を確認するための検査で、関節を包む組織の炎症や腫れまでは写りません。当院では、画像には写らない部分を確認するために、可動域の検査を特に重視しています。ここでは、画像検査ごとに確認できる範囲の違いについて、順番にお伝えしていきます。
MRI検査では、関節を包む袋状の組織や周辺の腫れ、水分の状態まで詳しく確認できます。腕が上がらない原因を探る際に用いられることが多い検査です。腱板の損傷など他の病気との見分けにも役立つとされています。
レントゲンで異常がないと言われても、痛みの原因がすべて否定されたわけではありません。むしろ、骨以外の場所を確認するための次の一歩と考えるとよいでしょう。
エコー検査は、腕を動かしながらリアルタイムで組織の様子を確認できる検査です。静止画では分かりにくい、動かしたときの引っかかりや炎症の強さも確認しやすいという特徴があります。
当院でも、腕を持ち上げる動作の中でどこに引っかかりが出るかを確認することがあります。整体ルームみころ・浦和本院では、解剖学に基づいた独自の検査によって、症状が軽い段階か重い段階かを確認しています。
五十肩と似た症状の中には、腱板断裂のように治療の進め方が大きく変わる病気も含まれます。ここでは、確認しておきたい違いについて、具体的な場面とともにお伝えしていきます。
五十肩では、関節全体が固まったように動かしにくくなり、夜間の痛みも広範囲に及ぶことが多いとされます。一方、腱板断裂では特定の動きだけで鋭い痛みが出るケースもあります。
夜だけ痛みが強くなる場合でも、日中の動きの範囲が徐々に戻ってきているなら、経過を見ながら対応できることもあります。動きの変化を記録しておくと、次に相談するときにも役立ちます。
腕を持ち上げようとしても力が入らず、途中でガクッと落ちるような感覚がある場合は、腱板の損傷が疑われることがあります。力が抜けるような感覚が繰り返し出るときは、早めに医療機関へ相談したほうがよい状態です。
力の入り方だけでなく、腕を下ろすときにガクンと落ちる動きが繰り返し出るかどうかも、確認しておきたいポイントです。片方の腕だけで持てていた物が、持てなくなることもあります。
肩が痛いと、知らないうちに痛む側をかばって腕を動かさなくなることがあります。動かさない状態が続くと、関節周りが硬くなり、余計に動きにくくなる悪循環に入ることもあります。
個人的には、痛みが強い時期に無理に動かそうとするよりも、動かせる範囲の中で少しずつ動きを保つ方が負担が少ないと感じています。反対側の腕をかばいすぎて、肩全体のバランスが崩れることもあるため注意が必要です。
肩の痛みは、肩そのものだけでなく、姿勢や体の使い方の影響を受けることもあります。猫背の姿勢が続くと、肩甲骨の動きが制限され、腕を上げる動作がしにくくなることもあります。
普段の座り方やスマートフォンを見る姿勢、荷物を持つ側の癖なども、肩への負担のかかり方に関わっていることがあります。体の使い方を見直す視点も、繰り返しにくい状態を目指すうえで役立ちます。
自宅でできることには優先順位があり、無理に動かしてはいけない状態もあります。まずは、次の状態に当てはまるかどうかを確認してみてください。
これらに当てはまる場合は、自己判断で動かし続けず、状態を確認することを優先してください。当てはまらない場合は、無理のない範囲で腕を動かす習慣を保つことが役立ちます。
肩まわりを冷やしすぎない、腕を上げる動作を極端に避けすぎない、といった小さな心がけも、動きを保つ助けになります。着替えや洗髪など、日常の動作の中で無理なく動かす機会をつくることも、ひとつの方法です。
日中は落ち着いていても、夜になると痛みがぶり返し、眠りが浅くなる状態が続くことがあります。眠る姿勢を変えても、痛みが引かないケースもあるようです。
レントゲンで異常なしと言われたのに、痛みだけが長引いているというご相談は少なくありません。画像検査の結果と、実際の痛みの強さが一致しないこともあります。
そうした状態が続くときは、当院での触診や可動域の確認に加えて、必要に応じて医療機関への相談も検討していただきたいところです。早めの確認が、回復への近道になることもあります。
五十肩は、レントゲン検査だけでは判断がつきにくく、MRIやエコーなども含めて状態を確認しながら経過を見ていく病気です。焦らず段階を踏んでいくことが大切です。
今日からできることとしては、腕を上げる範囲を無理なく保つこと、強い腫れや力の抜ける感覚がないかを確認することから始めてみてください。
レントゲンの結果だけでなく、腕の動かし方や生活の中での負担も含めて確認したい方は、整体ルームみころ・浦和本院へお気軽にご相談ください。

