
院長:松苗お気軽にご相談ください!


腕を上げようとすると肩の奥にズキッとした痛みが走り、着替えや洗濯物を干す動作までつらくなってきた。夜になると痛みで目が覚め、朝までぐっすり眠れないという方も少なくないと思います。
整体ルームみころ・浦和本院の松苗です。この記事では、五十肩の痛みに漢方薬がすすめられる理由と、選び方の目安、施術と組み合わせる考え方についてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、五十肩の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、漢方薬の選び方や自宅での過ごし方について、順にお伝えします。




まず今の肩の状態から確認しましょう
五十肩では、腕を上げる動作と夜間の痛みが同時に強く出ることがあります。
着替えや高いところの物を取る動作で肩の奥がつまるように痛み、寝返りのたびに痛みで起きてしまう方もいます。こうした痛みが数週間続くと、日常の負担が少しずつ大きくなっていきます。
五十肩の痛みに対して、漢方薬が選択肢として紹介されることがあります。
漢方では、痛みの時期や体の状態に応じて処方を使い分ける考え方があり、炎症が強い時期と、こわばりが残る時期では、向いているとされる漢方薬が異なるといわれています。
漢方薬にはいくつかの種類があり、症状の時期によって使われ方が異なるとされています。
肩に熱っぽさや強い痛みが出ている時期には、体を温めて筋肉の緊張をやわらげるタイプの漢方薬が紹介されることがあります。葛根湯のように、もともと肩や首まわりの緊張をやわらげる目的で知られる漢方薬が、五十肩の痛みに合わせて紹介される場合もあるようです。
体力が中等度とされる方に紹介されることが多く、慢性的な冷えを感じる場合にも合うとされています。
痛みが長引き、夜間に強く感じる場合には、血の巡りを意識したタイプの漢方薬が紹介されることもあります。疎経活血湯のように、こわばりや慢性的な痛みに向くとされる漢方薬が挙げられることもあるようです。
夜眠れないほどの痛みがある場合は、無理に自己判断で漢方薬を選ばず、専門家に相談したほうが安心です。
五十肩に効く漢方薬をおすすめの中から選ぶ前に、まず今の痛みの状態を確認しておきたいところです。
同じ五十肩でも、熱っぽく腫れているタイプと動きにくさだけが残っているタイプでは、向いている漢方薬が異なるとされています。市販の漢方薬を選ぶ際も、体力や冷えの感じ方を目安にするとよいでしょう。
個人的には、漢方薬だけで痛みが完全になくなるというより、痛みをやわらげながら、肩の動きを保つ工夫と一緒に使うほうが現実的だと感じています。
漢方薬とあわせて、自宅でできることとやらないほうがよいことを分けておくと安心です。
湯船で肩まわりを温めておくと、こわばりが少しやわらぐと感じる方もいます。痛みが強い時期に無理に動かすと、炎症を長引かせることもあるため注意してください。
漢方薬は痛みをやわらげる助けになりますが、それだけに頼ると気になる点も出てきます。
漢方薬で痛みが落ち着いても、肩関節そのものの硬さや動かし方の癖が残っていると、可動域が戻りにくいままになることがあります。
実は、痛みが軽くなった時点で自己判断で通院や施術をやめてしまい、肩が上がりにくいまま慢性化するケースも見受けられます。
当院のような整体では、肩関節の動かし方や姿勢、肩に負担がかかりやすい生活動作を確認しながら、漢方薬による対処と並行して負担を減らす工夫を提案することがあります。
薏苡仁湯や桂枝加朮附湯のように、体を温めながら関節の動きをサポートする漢方薬が紹介されることもありますが、あわせて肩の使い方を見直すことで、繰り返しにくい状態を目指しやすくなります。
肩の熱っぽさや腫れ、夜間の強い痛みが続く場合は、漢方薬やセルフケアだけで様子を見ないほうがよいこともあります。
痛みで眠れない夜が続く場合や、腕がまったく上がらないほど動きが悪い場合は、医療機関へ相談したほうがよい状態です。詳しい検査が必要なケースもあるため、早めに確認しておくと安心です。
五十肩の痛みには、時期や体力に応じていくつかの漢方薬が紹介されていますが、それだけで肩の動きが完全に戻るとは限りません。
今日からできることとしては、痛みが強い日は無理に肩を動かさず、湯船で温めながら肩まわりの状態を確認してみることから始めてみてください。
漢方薬の選び方だけでなく、肩の使い方や生活動作まで含めて確認したい方は、整体ルームみころ・浦和本院へお気軽にご相談ください。

