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五十肩でランニングを続けたい人が見落としやすい腕振りの癖

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走っているときに肩がズキッと痛んだり、腕を振るたびに引っかかる感じがあると、それは走り方のせいなのか五十肩のせいなのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。着替えで腕を通すときにも同じ場所が痛むと、なおさら気になってくるものです。

整体ルームみころ・浦和本院の松苗です。この記事では、五十肩で迷ったときに、家で確認できること、無理に動かさないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話ししていきます。

先に全体像を確認したい方は、五十肩の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、ランニングとの関わりに絞って、順番にお伝えしていきます。

院長:松苗

まず状態を確認しましょう

目次

走り始めると肩に違和感が出るとき

ジョギングを始めてしばらくすると、肩の付け根がズキッとしたり、腕振りのたびに引っかかる感じが出ることがある。走っている最中だけでなく、走り終えた直後にじわっと痛みが残るケースも見られます。

以前から続けているランニングでも、ある時期から同じ動きで痛みが出るようになったなら、そのタイミングと痛みの出方を振り返っておきたいところです。走る距離や坂道の有無によって痛みが変わるかも、あわせて確認しておきたい点でしょう。

気温が低い時期や、寝不足が続いているときに痛みが強く出やすいという声もよく耳にします。体調や生活のリズムも、あわせて振り返ってみてください。走る前の準備運動が足りていないと感じるときも、無理をしない意識が役立つはずです。

腕振りを我慢して走り続けていないか

痛みが出てからも、フォームを変えずに走り続けている方は少なくない。多少の痛みなら走っているうちに感じにくくなることもあり、そのまま続けてしまう方もいます。

腕振りを小さくしたまま走り続けると、かばう動きが体に定着してしまうこともある。腕振りが小さくなった分、脇腹や首まわりで代わりにねじれを作っていることも見られます。

呼吸のリズムを合わせようとするうち、肩に力が入りすぎている方も少なくありません。フォームだけでなく、力の入れ方そのものも見直したいところです。

ランニングの肩の痛みと五十肩の違い

肩の痛みといっても、走り方からくるものと五十肩からくるものでは、確認しておきたい点が変わってきます。

フォームや姿勢からくる痛み

巻き肩の姿勢で腕を振っていたり、肩に力を入れすぎて走っていたりすると、走っている間だけ肩や首まわりが張るように痛むことがある。走り終えて安静にしていれば、痛みが落ち着いてくることが多いのも特徴です。

特に、デスクワークで肩が前に出た姿勢が続いている方は、走るときも腕が内側に入りやすく、その分肩の前側に負担が集まりやすくなります。腕振りの方向を前後にそろえるだけで、痛みが軽くなることもあるでしょう。

五十肩からくる痛みの特徴

実は、じっとしていても肩の奥がうずいたり、着替えや洗髪でも同じ場所が痛むようなら、走り方だけが原因とは言いきれません。腕を上げる角度によって痛みの強さが変わる場合も、五十肩の特徴のひとつといえます。

夜、寝ている間に痛みで目が覚めることが増えてきた場合も、走り方の癖だけでは説明しにくい状態でしょう。片側だけ腕が上げにくくなっているかどうかも、あわせて確認しておきたいところです。

腕振りが小さくなるほど肩が固まりやすい理由

腕振りを小さくしたまま走り続けると、肩の動きにくさがさらに進んでしまうことがある。

動かす範囲が狭くなった状態が続くと、肩関節の周りが硬くなりやすく、痛みのない動きまで避けるようになってしまうケースも見られます。走ること自体をやめてしまい、肩をほとんど動かさない生活になる方もいるでしょう。

数々のご相談の中でも多いのが、走ることは我慢して続けていたのに、日常の動作の方が先につらくなっていたという声です。洗濯物を干す動作や、高い場所へ手を伸ばす動作から、つらさに気づく方も少なくありません。

病期によって走り方の目安は変わってきます

五十肩は痛みの出方によって時期が分かれ、それぞれ運動の目安も変わってきます。カレンダー上の期間よりも、今の痛みの出方を基準に考えたほうがよいでしょう。

急性期

安静を優先し、走ることより医療機関への相談を先に考えたい時期

拘縮期

痛みのない範囲で腕を動かしながら、ゆっくり走れるか確認していく時期

回復期

腕を上げても痛みが出にくくなり、フォームを見直しながら距離を戻していく時期

今の痛みが強い時期なのか、動かしにくさが中心の時期なのかによって、無理に触らないほうがよい範囲は変わってきます。自分では判断しにくい場合、走る前に一度確認しておくと安心でしょう。焦って距離を戻そうとすると、痛みがぶり返すこともあるため注意しておきたいところです。

相談を考えたい肩の状態とは

走ることを続けるかどうかより先に、相談を考えたほうがよい状態もあります。

医療機関へ相談したほうがよい状態

夜間に肩がうずいて眠れない、じっとしていても痛みが強い状態は、医療機関へ相談したほうがよい状態です。安静にしても痛みが引かない場合も、早めに確認しておきたいところでしょう。

医療機関では炎症の程度によって注射や薬剤が用いられることもあるとされていますが、詳しくは医療機関で確認してください。走ることを続けるかどうかも、その場での判断に合わせるとよいでしょう。

走り方や姿勢の癖を確認したい状態

夜間痛はそれほど強くないものの、走ると同じ場所が痛む、腕振りのたびに引っかかる感じがあるなら、姿勢や動きの癖を確認しておきたいところです。日常生活では困らなくても、走るときだけ痛むという方も少なくありません。

肩だけでなく、肩甲骨の動きや体幹の使い方まで含めて確認すると、走り方を変えるべきか、休むべきかを考えやすくなるはずです。姿勢の癖は、自分ではなかなか気づきにくいものでしょう。

走ることが難しい時期に取り入れやすい工夫

肩に負担がかかる時期でも、体を動かす習慣そのものを止めなくてよい方法はいくつかあります。

  • ウォーキングに切り替える
  • 腕振りを小さくして走る
  • 下半身中心の運動を増やす
  • 痛みのない角度だけ動かす

どの工夫も、痛みが強く出ない範囲で行うことが前提です。無理に続けて悪化させてしまうと、回復までの期間が長引くこともあるでしょう。有酸素運動そのものをやめてしまう必要はありません。

体を動かせないことへの焦りから無理をしてしまう方もいますが、時期に合った運動量を選ぶことが、結果的に早い回復につながっていきます。

走り方や肩の状態を一度確認してみませんか

五十肩による痛みと、ランニングのフォームからくる痛みは、似ているようで確認しておきたい点が異なります。無理に走り続けるより、今の時期に合った動かし方を選ぶことが大切でしょう。同じ痛みでも、走り方の癖なのか肩そのものの状態なのかによって、これから気をつけたいことは変わってきます。

まずは、走った後に痛みがどれくらい残るか、腕を上げる角度によって痛みが変わるかを、今日から意識してみてください。夜間の痛みの有無も、あわせて振り返ってみましょう。痛みが出るタイミングや強さを簡単にメモしておくと、相談の際にも状態を伝えやすくなります。

走り方だけでなく、肩の動きや姿勢の癖も含めて確認したい方は、整体ルームみころ・浦和本院へお気軽にご相談ください。


院長:松苗

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