
院長:松苗お気軽にご相談ください!


朝礼や体操サークルでラジオ体操をしていると、腕を大きく回す動きで肩に鋭い痛みが走ることがあります。着替えや洗髪でも引っかかりを感じるようになると、このまま体操を続けてよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
整体ルームみころ・浦和本院の松苗です。この記事では、五十肩の間にラジオ体操を続けたいときに、家で確認できること、無理に動かさないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、五十肩の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、朝の体操で痛みが出たときに確認しやすい点から順にお伝えします。




まず今の肩の状態から確認しましょう
ラジオ体操の中でも、腕を大きく回す動きや後ろへ引く動き、勢いをつけて振る動きで痛みが出やすい方が多くいます。特に第一の腕を回す動きと、第二の体を反らす動きで、痛みを感じる方が目立つ印象があります。日々の来院相談でも、この二つの動きが話題になることが多いです。
朝は肩の周りの筋肉や関節がこわばりやすく、体を温める前に大きく動かすと痛みが強く出やすいものです。夜も同じ姿勢で寝返りがしづらいと感じるなら、肩そのものに炎症が残っている状態も考えられます。日中は気にならないのに動き始めだけ痛む、という声も少なくありません。
五十肩は、肩の袋状の組織や周りの筋肉が炎症を起こし、動きの範囲そのものが狭くなっている状態です。年齢的な変化に加えて、日ごろの肩の使い方の癖が背景にあることも珍しくありません。
ラジオ体操の腕回しや背伸びの動きは、健康な肩には無理のない範囲でも、炎症が残る肩には大きすぎる動きになりやすいです。動かせないというより、無理に動かすと炎症を刺激してしまう、というほうが近いでしょう。
正直に言うと、痛みが軽いうちは体操を続けながら様子を見たくなる方が多いものです。ただ、痛みをかばって腕を上げる動きが増えると、肩甲骨や首、腰にまで負担が広がるこじれ方をするケースもあります。
周りと同じ動きをしようとして、痛みが出る場面だけ無理に腕を振っていないか、一度確かめておきたいところです。特に集団での体操は、途中で止めづらい雰囲気があるかもしれません。
腕を大きく回す動きで痛みが出るなら、腕の振りを小さくしたり、痛くない側の手で軽く支えながら動かすだけでも肩への負担は変わってきます。周りに合わせることより、今の肩に合う範囲で動くことを優先してください。
五十肩は痛みの強い時期と、動きが戻り始める時期で、ラジオ体操との関わり方が変わってきます。今どちらの時期に近いか、体の感覚をもとに一度確かめておきましょう。
じっとしていても肩がズキズキする時期は、ラジオ体操のような大きな動きを続けると炎症を刺激して痛みが長引くことがあります。この時期は体操そのものを休み、肩を軽く揉らす程度にとどめたほうが安心です。
夜間に痛みで目が覚める、着替えの動作だけで鋭い痛みが走るといった状態は、この炎症が強い時期に当てはまりやすいものです。この時期に無理をすると、回復までの期間が長引く印象があります。
安静時の痛みが落ち着き、可動範囲が少しずつ戻ってきた時期であれば、体操の動きを小さくしながら取り入れていくこともできます。この時期は逆に、動かさないことが肩を固めてしまう原因になることもあります。
痛みが出ない範囲で腕を振る、肩をすくめて下ろす、腕を軽く前後に揺らす。こうした小さな動きから始めてみてください。動きの大きさよりも、痛みが出ない範囲を優先することが欠かせません。
体操を続けたい場合は、動きの工夫と、控えたほうがよい動きを分けて考えておくと安心です。両方を混同すると、続けてよい動きまで避けてしまうことがあります。
腕を勢いよく大きく回す動きや、両手を後ろで組んで引き上げる動き、体を大きく反らす動きは、痛みが出やすい方には負担が大きくなりやすいです。反動をつけて腕を振る動きは避けて、痛みが出た時点で動きを止めて確かめる習慣をつけておきましょう。
体を軽く前に倒し、痛いほうの腕を力を抜いてぶら下げ、体の揺れを利用して前後に小さく振る動きから始めるとよいでしょう。腕自体に力を入れず、体の重みだけで動かすのがポイントです。
この動きで痛みが増すようであれば、その日は無理をせず、腕を軽く揉らす程度にとどめておいてください。翌日また同じ範囲で試すと、日によって動かせる範囲が違うことに気づくこともあります。
朝礼や体操サークルなど、周りと一緒にラジオ体操をする場面では、動きを完全に止めるのが難しいこともあると思います。周りと同じ速さで動く必要はないと考えてよいでしょう。
そうした場面では、腕を上げる高さだけ低くする、回す動きを小さな円に変える、痛む側は形だけ真似て力を入れない。こうした工夫でも十分です。周りに気づかれることを気にするより、肩への負担を減らすことを優先してください。
日中の体操の後、夜になっても肩の痛みが残る場合は、体操以外の体の使い方も確かめておきたいところです。日常の姿勢の癖が、痛みを長引かせる背景になっていることもあります。
特に次のような癖が積み重なっていないか、日々の生活を一度振り返ってみてください。
こうした日常の姿勢や動きの癖が積み重なると、体操以外の時間帯でも肩に負担がかかりやすくなります。かばう歩き方が続くと、腰や反対側の肩にまで負担が広がることもあるため、体操だけでなく普段の姿勢も一緒に見直しておきたいところです。
体操を工夫しても痛みが変わらない場合は、肩以外の背景も含めて確かめたい時期に入っている可能性があります。自己判断だけで続けず、状態を確認する視点を持っておきましょう。
数々のご相談の中でも多いのが、体操は続けているのに腕の上がる高さが変わらないという悩みです。腕が上がる角度や、後ろに手が回るかどうかを目安に、数週間単位で変化があるか確かめておきましょう。強い腫れや発熱を伴う場合は、体操を続けるより先に医療機関へ相談したほうがよい状態です。
五十肩の間のラジオ体操は、時期によって関わり方が変わってきます。痛みが強い時期は休み、動きが戻り始めたら小さな動きから取り入れる、という流れを覚えておいてください。
今日からできることとして、体操の前に肩を軽く温める、痛む動きだけ振りを小さくする、夜の痛みの有無を記録しておく。こうした小さな確かめから始めてみてください。少しずつ続けることで、動かせる範囲の変化にも気づきやすくなります。
体操の続け方や、歩き方・姿勢まで含めて確かめたい方は、整体ルームみころ・浦和本院へお気軽にご相談ください。日々の生活の中でできることも一緒に考えていきます。

