
院長:松苗お気軽にご相談ください!


夜、布団に入ってから肩がズキズキと痛み出し、寝返りのたびに目が覚めてしまう。日中はそれほどでもないのに、夜になると急に痛みが強くなるという方も少なくありません。この痛みはいつまで続くのか、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
整体ルームみころ・浦和本院の松苗です。この記事では、五十肩の急性期に感じやすい強い痛みの理由と、家で確認できること、無理に動かさないほうがよい状態についてお伝えします。
全体の流れを先に確認したい方は、五十肩の症状ページもあわせてご覧ください。ここでは、痛みが強い今の時期に絞ってお話しします。




急性期はつらいですよね
日中は我慢できても夜になると痛みが増すのは、五十肩の急性期によく見られる特徴です。
横向きで痛む方を下にすると圧迫が強まり、痛みが増しやすくなります。仰向けで腕の下に丸めたタオルを挟むと関節への負担が和らぐことがあり、重力の影響で炎症の圧を強く感じやすい夜こそ、寝る姿勢から見直しておきたいところです。日中は体を動かして気が紛れますが、横になると意識が痛みに向きやすくなることも関係しています。
まず確認しておきたいのは、肩関節の内部で炎症が起きている状態だということです。
関節を包む組織に熱を持ったような炎症が生じるため、動かしていなくてもズキズキとうずくような痛みが出やすくなります。この状態を一般的に急性期、または炎症期と呼び、洗顔や着替えなど腕を少し上げるだけの動作でも鋭い痛みが走ることがあります。普段なら気にも留めない動作でつらさを感じるのも、この時期らしい特徴です。
急性期がいつまで続くのか、見通しが立たず不安になる方は少なくありません。
一般的には、痛みが最も強く出る期間は数週間から数ヶ月程度とされることが多いようです。この間は安静時にもうずくような痛みが続きやすい時期です。
短い方では1ヶ月ほどで落ち着き始めますが、半年近く強い痛みが続くケースもあります。仕事や家事の負担が大きいほど、痛みが長引きやすい傾向も見られますので、可能な範囲で肩を休ませる時間を作っておきたいところです。
期間には個人差があるため、周りの人と比べて焦る必要はありません。無理に急がず、炎症が落ち着くのを待つ姿勢が大切です。
個人的には、日を追って少しずつ和らいでいるかを確認する方が、見通しを持ちやすいと感じています。一日ごとの強さより、数日単位の変化を見ておくとよいでしょう。
痛みの強さだけで一喜一憂すると、天候や疲労で変動する日にも不安になりやすくなります。数日から一週間単位の傾向で捉えるほうが、気持ちも安定しやすいものです。
痛みがあるうちに無理に動かすと、かえって炎症が長引くことがあります。焦る気持ちは分かりますが、この時期は動かす量よりも休ませることを優先したいところです。
これらは炎症が強い時期には避けたい行動です。自宅ケアの範囲で対応できることと、無理に動かさないほうがよい状態を分けて考えることが大切です。動かせる範囲は、痛みが落ち着いてから少しずつ広げていきましょう。焦って範囲を広げようとせず、体の反応を見ながら進めることが遠回りのようで近道になります。
五十肩の対処では、温める時期と冷やす時期を取り違えると、かえって痛みが強まることがあります。
何もしていなくてもズキズキと脈打つように痛む場合は、冷やすことが基本です。保冷剤をタオルで包み、10分程度を目安に冷やしてみてください。動かし方の注意とあわせて、この時期は温めすぎないことも意識しておきましょう。
入浴で肩まで温めると、かえってズキズキとした痛みが強まることもあります。急性期のうちは、湯船にゆっくり浸かるより、シャワーで軽く済ませるほうが無難な場合もあります。痛みが落ち着いてきたら、少しずつ温める時間を試してみてください。
夜間痛が強い時期は、寝る姿勢を少し工夫するだけでも楽になることがあります。
仰向けで、痛む側の脇から肘にかけて丸めたバスタオルを挟むと、腕が下に引っ張られるのを防ぎやすくなります。横向きで寝る場合は痛む方を上にし、枕の高さも首の隙間が埋まるよう調整しておくと安心です。抱き枕を胸の前で軽く抱えると、腕の位置が安定しやすくなることもあります。
強い痛みが少しずつ落ち着いてくると、今度は動かしにくさが目立つ時期に移っていきます。
安静にしていてもうずくような痛みが減り、夜間に目が覚める回数が減ってきたら、炎症が落ち着き始めているサインと考えてよいでしょう。日中の動作でも、鋭い痛みより鈍い痛みに変わってくることが多いです。
痛みは和らいでも、腕を上げる、後ろに回すといった動作がしにくいまま残ることがあります。動きにくさが残る時期への移行が始まったら、無理に伸ばすのではなく、負担の少ない範囲で少しずつ動かしていく考え方に切り替えていきます。急性期のうちに施術を受けても、炎症の影響で痛みがすぐ戻ったり可動域の変化を感じにくかったりすることが多く、急性期が過ぎてから体の使い方に取り組むほうが、変化を実感しやすい傾向があります。
数々のご相談の中でも多いのが、痛みが引いたのに動きが戻らず戸惑うという声です。この段階では、体の使い方や肩甲骨の動かし方を見直すことも役に立ちます。
強い腫れや熱っぽさが続き、夜も眠れないほどの痛みが長引く場合は、医療機関で確認してもらったほうがよいでしょう。相談する目安として覚えておくと安心です。発熱を伴う場合は、五十肩以外の可能性も考えられます。
医療機関では、注射や内服薬によって炎症を抑える対応が取られることがあります。詳しい検査や処置については医療機関で確認してください。痛みの経過を伝えられるよう、いつから続いているかをメモしておくと相談がスムーズです。
強い痛みが続くと不安が先に立ちますが、原因や見通しが分かるだけで気持ちが落ち着くこともあります。ひとりで抱え込まず、早めに専門家の見方を聞いておくと安心につながります。
五十肩の急性期は、痛みが強く先の見通しが立ちにくい時期です。ただ、多くの場合は時間とともに炎症が落ち着き、次第に動かしやすい時期へ移っていきます。
今日からできることとして、痛みが強い動きを避けながら、夜の寝る姿勢や温冷の使い分けを試してみてください。体の使い方を見直すきっかけにもなります。無理のない範囲で少しずつ続けることが、落ち着いた状態を目指す近道につながります。焦らず今できることから始める姿勢が、結果として回復を後押ししてくれます。
肩の状態だけでなく、体の使い方や日常の負担も含めて確認したい方は、整体ルームみころ・浦和本院へお気軽にご相談ください。今の状態が急性期に当てはまるかご自身で判断しにくい場合は、電話やLINEからお気軽にお問い合わせください。

