
院長:松苗お気軽にご相談ください!


子どもを抱っこして立ち上がる瞬間や、腕を高く上げたときに肩がズキッと痛むことが増えてきていませんか。保育の現場では毎日何度も同じ動きを繰り返すため、肩への負担が少しずつ積み重なっていきます。気づいたころには、着替えや洗髪のような何気ない動作にも支障が出ていることもあり、休みの日にも肩の重さが抜けないと感じる方もいます。
整体ルームみころ・浦和本院の松苗です。この記事では、五十肩が疑われる肩の痛みについて、家で確認できること、無理に動かさないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングをお伝えします。
先に全体像を確認したい方は、五十肩の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、保育の現場でよくある場面から、確認しておきたいポイントを順にお伝えします。




まず状態を確認しましょう
子どもを抱き上げたあとや、長時間抱っこを続けたあとに、肩の奥がじんわり重くなると感じることはないでしょうか。日中は気にならなくても、夕方になるとだるさが強くなるという声もよく耳にします。
特に0歳児クラスや1歳児クラスを担当していると、一日のうちに何十回も抱っこを繰り返すことになり、肩や腕の同じ部分に負担が集中しやすくなります。腕を高く上げたときや後ろに回したときに、引っかかるような痛みを感じる方も少なくありません。
疲れがたまっているだけだと思って様子を見ているうちに、痛みが引かずに長引いてしまうケースもあります。日々の動きの中で、肩にどんな負担がかかっているのかを一度振り返ってみることが役立ちます。忙しい毎日の中では、こうした振り返りの時間そのものが後回しになりやすいものです。
肩の痛みには、年齢による変化だけでなく、日々の動き方による負担も大きく関わっています。同じ職場でも、痛みの出方に差があるのはこのためです。
子どもを持ち上げるとき、肘を伸ばしたまま肩だけで引き上げる姿勢になりやすく、肩関節の一部分に力が集中してしまいます。腰を落とさずに上半身だけで持ち上げる癖がある方は、特に負担が大きくなりがちです。腕を大きく振って歩く動作でも、痛みの強さに違いが出ることがあります。
同じ側の腕で抱っこする習慣がある場合、負担がその肩に偏り続け、片側だけに痛みが出やすくなることもあります。
抱っこする子どもの体重が増えていくにつれて、肩への負担も少しずつ大きくなっていくものです。年齢の低いクラスから高いクラスへ移るときに痛みが強くなる方もいます。
おむつ替えや床遊びで前屈みの姿勢が続くと、肩甲骨の動きが悪くなり、腕を上げる動作がさらにつらくなります。
小さな椅子に長時間座る姿勢も、肩や背中の張りを助長させる要因になります。立ち上がるときに肩から先に痛みが響くという方も見られます。
抱っこだけでなく、着替えや靴の脱ぎ着を手伝う動作、絵本や道具を高い位置に持ち上げる動作など、保育の現場には肩を使う場面がいくつも重なっています。
ひとつひとつは小さな負担でも、一日を通して積み重なることで、気づかないうちに肩の可動域が狭くなっていることもあります。家庭に戻ってからも、家事や自分の子どもの抱っこで同じ肩を使い続けている方は多いのではないでしょうか。休みの日にゆっくり休んでも、肩の張りだけが残るという相談も珍しくありません。
肩が痛むと、無意識のうちにその腕を体に引きつけたまま動かさないようにしてしまう方が多くいます。
かばう動きが続くと、肩関節の動く範囲がさらに狭くなり、洗髪や着替え、後ろのポケットに手を回すといった何気ない動作にも支障が出てくることがあります。
正直に言うと、痛みが軽いうちは動かさないほうが楽だと感じる方が多いものです。ただ、動かさない期間が長くなるほど、肩がさらに固まってしまう傾向があり、後になって動かしづらさだけが残ることもあります。日常の中で意識的に少しずつ動かす機会を作ることも大切です。
肩の痛みがすべて五十肩というわけではなく、使いすぎによる炎症が関わっている場合もあります。両方が重なっていることも珍しくありません。
五十肩は中高年に多いとされますが、抱っこなど肩を使う動作が多い保育士では、比較的若い年代でも似た症状が出ることがあります。
腕を上げる角度や引っかかる位置は、五十肩によるものかを考える目安になります。同じ位置で引っかかりを感じる場合は、関節そのものに負担がかかっている可能性があります。
肩全体ではなく一部分だけに熱っぽさや張りを感じる場合は、繰り返しの動作による使いすぎのサインと考えられます。
抱っこのたびに同じ場所が痛むという場合は、動き方の癖が関わっているケースもあります。使う腕を意識的に変えてみると、痛みの出方が変わることもあります。普段の抱っこの回数や姿勢を振り返るだけでも、負担のかかり方に気づけることがあります。
痛みの程度によって、自宅でできることと、無理に動かさないほうがよいことが分かれてきます。
まず、日常で意識しておきたい点をいくつかご紹介します。
強い腫れや熱っぽさがある場合は、自己判断で動かし続けず、状態を確認してから対応することが大切です。無理に温めたり動かしたりすると、逆に痛みが強くなることもあるため、様子を見ながら加減してください。
日中の痛みが落ち着いても、夜になって肩がズキズキして眠れないという声もよく聞きます。寝返りのたびに痛みで起きてしまうという相談も多く耳にします。
眠っている間に痛みで目が覚める状態が続く場合は、炎症が強くなっているサインの可能性があります。楽な姿勢を探しても改善しない場合は、無理に様子を見続けないほうがよいでしょう。
実は、日中は気にならなくても夜間だけ痛みが強くなる方は少なくありません。眠る姿勢や枕の高さを見直すだけで、負担が和らぐこともあります。
腕が全く上がらない、じっとしていても強い痛みがあるといった場合は、まず医療機関で状態を確認することをおすすめします。
医療機関では、炎症の程度によって注射や薬による対応がとられることがあります。詳しい検査や治療方針については、医療機関で確認してください。
痛みが出てからの期間や、これまでの経過、痛みが強くなる動作などを伝えられるようにしておくと、診察がスムーズに進みやすくなります。
肩の痛みは、五十肩によるものか、抱っこなど日々の動きによる使いすぎによるものかで、対応の仕方が変わってきます。
まずは、痛みが出る動作や時間帯、かばっている腕の使い方から確認してみてください。抱っこの姿勢や体を支える手の位置、荷物を持つ腕の使い方を少し見直すだけでも、負担が変わることがあります。
抱っこの姿勢や体の使い方も含めて確認したい方は、整体ルームみころ・浦和本院へお気軽にご相談ください。

