
院長:松苗お気軽にご相談ください!


夜中に肩がじんじんと痛んで目が覚め、枕元に置いてあるカロナールへ手を伸ばす。腕を上げるだけで鋭い痛みが走り、着替えや家事のたびに顔をしかめてしまう。そんな夜を繰り返している方も、きっと多いはずです。
整体ルームみころ・浦和本院の松苗です。この記事では、カロナールなどの痛み止めを使う際に知っておきたいこと、薬だけでは補いにくい部分、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を知りたい方は、五十肩の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、痛み止めを使いながら過ごす期間に意識したい点から順にお伝えします。




まず状態を確認しましょう
五十肩の痛みは、日中よりも夜間に強く出やすいと言われています。
横向きで寝ると痛む肩が下になり、寝返りのたびに目が覚めてしまう方も少なくありません。カロナールを飲んでから休むという習慣が、いつの間にか毎晩のことになっている方もいるでしょう。痛みそのものより、眠れないつらさのほうが大きく感じられることもあります。
痛み止めを飲む前に、まず確認しておきたいのは肩の状態そのものです。
腕を上げる動作で痛みが強まるのか、じっとしていても痛むのか、動かし始めに一瞬だけ痛むのかによって、体への負担のかけ方は変わってきます。痛みの出方をなんとなくでも把握しておくと、薬の使い方だけに頼らずに過ごしやすくなるはずです。
五十肩でよく使われる鎮痛薬には、大きく二つの系統があります。
カロナールの主成分であるアセトアミノフェンは、炎症を抑える力よりも痛みを和らげる働きが中心とされ、胃への負担が比較的少ないと言われています。長く使いたい場合に選ばれやすい理由のひとつです。
ロキソニンなどの消炎鎮痛薬は炎症そのものを抑える働きが強く、五十肩の炎症期に処方されることもあります。医療機関では体の状態を見ながら、どちらを使うか、あるいは組み合わせるかを判断することが多いようです。
市販の痛み止めは、痛みが軽いうちの一時的な対応として選ばれることが多いようです。
痛みが強く夜も眠れない場合や、腕の動きが目に見えて悪くなっている場合は、市販薬だけで様子を見るより、医療機関へ相談したほうがよい状態と考えられます。自己判断で薬を切り替え続けるのは避けたいところです。
五十肩の痛みは、ずっと同じ強さで続くわけではないと言われています。
強い炎症で夜も眠れないほど痛む時期を過ぎると、動かしにくさが目立つ時期に移り、そこからゆっくりと動きが戻っていく時期に入ることが多いようです。今どの時期に近いかによって、無理に動かしてよいかどうかも変わってきます。
痛みが落ち着いてきたと感じて急に動かすと、こじれて長引くこともあります。焦らず段階を踏みながら、少しずつ動かす範囲を広げていくことが大切です。
痛み止めには、貼るタイプ、塗るタイプ、飲むタイプがあり、それぞれ向いている場面が異なります。
患部に直接貼り、局所的に効果を持続させやすいタイプです。
薄く伸ばして使え、貼りにくい部位にも使いやすいタイプです。
カロナールなど、体の内側から痛みや炎症に働きかけるタイプです。
どれを選ぶかは、痛む部位や生活場面によって変わります。自分に合う使い方が分からないときは、薬剤師や医師に相談してみるのがよいでしょう。
カロナールなどの痛み止めを使っても改善が感じられないときは、状態を見直すタイミングかもしれません。
痛みが徐々に軽くなっている、動かせる範囲が少しずつ広がっているという場合は、今の対応を続けながら様子を見てよいことが多いようです。無理に治療を急ぐ必要はありません。
夜間の痛みが続いて眠れない状態や、腕がほとんど上がらない状態が続く場合は、医療機関へ相談したほうがよいでしょう。
正直に言うと、痛みを我慢して動かさない期間が長くなるほど、動きが戻りにくくなることもあります。早めに状態を確認しておくと、その後の見通しも立てやすくなるものです。
薬で痛みを抑えている間も、体の使い方を見直す余地はあります。
痛む側の肩をかばって腕を固定するように過ごすと、肩甲骨まわりの筋肉がこわばりやすくなります。痛みが出ない範囲で肩甲骨を軽く動かしておくと、こわばりを溜め込みにくくなります。
個人的には、痛み止めで痛みが落ち着いている時間を利用して、無理のない範囲で動かす習慣をつけておくことをお勧めしたいところです。動かさない期間が長くなるほど、後になって苦労することが多い印象があります。
大がかりなことをする必要はなく、日々の中で確認できることから始めてみてください。
こうした小さな記録があると、医療機関や治療院で相談するときにも状態を伝えやすくなります。感覚だけで判断せず、少し形に残しておくと安心です。
五十肩の痛みは、カロナールなどの痛み止めで一時的に和らげながら、時期に応じた過ごし方を選んでいくことが多いものです。薬だけに頼りきらず、体の使い方も同時に見ていくことが遠回りを避ける近道になります。
今日からできることとしては、痛みの出方を簡単にメモしておく、肩をかばいすぎていないか振り返ってみる、といった小さな確認から始めてみてください。
薬の使い方だけでなく、肩の動かし方や普段の姿勢まで含めて確認したい方は、整体ルームみころ・浦和本院へお気軽にご相談ください。

