
院長:松苗お気軽にご相談ください!


ヨガのレッスン中、ダウンドッグで右肩に鋭い痛みが走ったという声を、最近よく耳にします。腕を上げる動作や後ろに回す動きで痛みが強くなると、このままヨガを続けてよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。無理に続けるべきか、休むべきか、迷う時期でもあると思います。
整体ルームみころ・浦和本院の松苗です。この記事では、五十肩とヨガによる肩の痛みの見分け方、自宅で確認できること、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、五十肩の症状ページもあわせてご覧ください。ここでは、ヨガを続けながら肩の状態を確認していく視点からお伝えしていきます。




まず状態を確認しましょう
ヨガを習慣にしている方から、レッスン中に肩の痛みを訴える声を聞くことが増えています。週に何度も通っている方ほど、小さな痛みの変化に気づきやすいものです。
特にダウンドッグやチャトランガなど、腕で体を支えるポーズで痛みが強くなる方が多いようです。腕を上げるだけで肩の奥がズキッとする場合、五十肩が関わっている可能性も考えられます。
日常でも、着替えのときに袖に腕を通す動作や、エプロンの紐を後ろで結ぶ動作で、同じような痛みが出ることがあります。ヨガの練習中だけの痛みではないと気づいたときが、状態を見直すきっかけになるかもしれません。普段の生活の中でどの動きで痛むかを覚えておくと、後で確認しやすくなります。
肩の痛みには、ポーズの負荷によるものと、五十肩の炎症によるものが混ざっている場合があります。実際には、両方が重なっているケースも少なくありません。
手幅が狭すぎたり、肩をすくめたまま体を支えたりすると、肩関節の一部に負担が集まりやすくなります。フォームを見直すだけで、痛みがやわらぐこともあるでしょう。
この場合、痛みが出るのは決まったポーズのときだけで、数日休むと落ち着くことが多いようです。左右で痛みの出方に差があるかどうかも、確認しておきたい点です。
夜になると肩がズキズキして眠れない、腕を後ろに回すと引っかかるような痛みがある場合は、五十肩の炎症が背景にあることも考えられます。
安静にしていても痛みが続くかどうかは、フォームの問題か五十肩かを見分ける一つの目安になります。夜間痛が強い時期は、ポーズの強度を上げないほうがよいでしょう。
数週間以上痛みが続いていたり、少しずつ動かせる範囲が狭くなってきたと感じる場合も、炎症からくる痛みを疑う手がかりの一つです。腕が上がる高さを、時々比べてみるとよいでしょう。
日常で肩を大きく動かす機会が減ると、関節を包む組織が硬くなりやすくなります。腕を肩より高く上げる動作は、意外と日常生活の中で少ないものです。
デスクワークが続き、肩をすくめた姿勢のまま長時間過ごすと、肩甲骨周りの筋肉が硬くなりやすく、五十肩の発症や悪化につながることもあります。ヨガで肩を動かす習慣自体は、悪いことではないと個人的には感じています。
数々のご相談の中でも多いのが、痛みが出てからヨガを完全にやめてしまい、逆に肩が動かしにくくなったというケースです。動かし方や強度を選べば、運動そのものを完全に止める必要はないと考えられます。
痛みがあるとき、無意識に反対側の肩や体幹で代わりに支えてしまうことがあります。呼吸が浅くなっていることも、一つの目安になるでしょう。
片側だけをかばう姿勢が続くと、体の使い方に左右差が出て、腰や首にも負担がかかりやすくなります。長く続くと、肩以外の不調につながる場合もあります。
レッスン後に肩以外の部位も張るようになった場合は、かばい動作が影響しているケースもあります。歩き方や座り方にも、癖が出ることがあります。
腕を大きく後ろに回すポーズや肩をすくめて支えるポーズは、炎症が強い時期には避けたほうがよいでしょう。無理に伸ばすと、回復が遅れることもあります。
痛みが落ち着いてから、少しずつ可動域を戻していく順番を守ることが大切です。焦らず段階を踏むことが、結果的に近道になります。
ヨガを休む前に、自宅でできる範囲を確認しておくとよいでしょう。特別な道具がなくても、今日から始められる動きを紹介します。
無理なく続けられるケアと、避けたい動きを分けておくと、家での過ごし方が判断しやすくなります。
これらを続けても痛みが変わらない場合や、可動域が戻らない場合は、自己判断だけで続けないほうがよいでしょう。数週間続けても変化が乏しいときは、一度状態を確認したいところです。
ヨガ以外の運動も気になる方もいるかもしれません。特にピラティスは、体幹を意識する運動として人気を集めています。
ピラティスは体幹を使う動きが多く、肩そのものへの負荷は比較的抑えやすい運動とされることがあります。ただ、強い痛みがある時期は、種類を問わず様子を見たほうがよいでしょう。
どちらの運動も、痛みが落ち着いてから可動域を少しずつ広げる目的で取り入れると、体への負担を抑えやすくなります。焦って強度を上げないことが、長く続けるコツともいえますね。
日中は落ち着いていても、夜になって痛みが強くなる場合は、注意しておきたいところです。寝返りのたびに痛みで目が覚め、眠りの浅さにも影響することがあります。
腕が上がらない状態が長引いたり、着替えの動作でも引っかかるような痛みが続く場合は、医療機関へ相談したほうがよい状態と考えられます。
痛みの強さだけでなく、可動域がどれくらい戻っているかも一緒に確認したいところです。判断に迷うときは、無理をせず専門家に見てもらうという選択もあります。
肩そのものだけでなく、姿勢や体の使い方が痛みの背景になっていることもあります。骨盤の傾きが、肩の位置に影響することもあるのです。
猫背気味の姿勢や、片方の肩にいつもバッグをかける癖があると、肩関節にかかる負担が偏りやすくなります。ヨガのポーズだけでなく、普段の立ち方や座り方まで含めて見直すと、痛みが繰り返しにくい状態を目指しやすくなるでしょう。
当院では、肩の動きだけでなく、骨盤や背骨の傾き、歩き方の癖まで含めて確認することを大切にしています。肩だけを見ていても、痛みの背景がつかみにくいことがあるからです。
ヨガ中の肩の痛みは、フォームによるものと五十肩の炎症によるものが混ざっている場合があります。無理に動かさず、状態を確認しながら進めることが大切です。
まずは痛みが出るポーズを一時的に控え、振り子運動など負担の少ない動きから、肩の状態を確かめてみてください。かばい動作や歩き方の癖にも、目を向けてみましょう。
ヨガを続けながら肩の状態や体の使い方、生活の中での負担まで確認したい方は、整体ルームみころ・浦和本院へお気軽にご相談ください。

