
院長:松苗お気軽にご相談ください!

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「なんとなく膝が気になるけれど、年のせいだろう」と思いながら、ずっと放置してきていませんか。「朝、立ち上がるときだけ膝が痛い」「階段の下りで膝に力が入らない感じがする」——そんな症状が続いているなら、変形性膝関節症のサインかもしれません。膝の痛みに特有の症状の特徴や、なりやすい人の傾向についてお伝えしていきます。
この記事では、初期から末期に至るまでの症状の変化と、見逃しやすいポイントをできるだけわかりやすく解説します。


膝の痛みで来院される方は本当に多く、「もっと早く来ればよかった」とおっしゃる方が後を絶ちません。まず自分の膝の今の状態を知ることが、改善への一番の近道だと私は感じています
変形性膝関節症を理解するには、まず膝の関節の中で何が起きているのかを正しく知ることがとても大切です。膝は大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)が組み合わさった関節で、その骨の端を軟骨がやさしくおおっています。
この軟骨が長年の使用や加齢によって少しずつすり減っていくのが、この病気の本質です。軟骨が薄くなると骨と骨の隙間が狭まり、わずかな動作でも痛みや違和感を感じやすくなります。また、関節内で炎症が起きると関節液が過剰に分泌され、「膝に水が溜まった」状態になることもあります。膝全体がだるく腫れぼったく感じる方は、こうした状態になっている可能性があります。
この病気の初期は、特定の動作のときにだけ痛みや違和感が現れることが多く、休むと楽になるため「大したことない」とつい後回しにされてしまいます。ですがこの初期こそがケアの効果が最も出やすい段階で、早い気づきが改善の速さを大きく左右します。代表的なサインをひとつひとつ確認してみましょう。
朝起き上がったときや、長時間座った後に立ち上がる瞬間だけ膝が痛く、しばらく動くと楽になるというのが、初期に最も多く見られるサインです。
「動いたら治る」という感覚から安心しがちですが、これは関節液が動くことで一時的に楽になっているだけです。この状態を繰り返しているうちに、軟骨のすり減りはじわじわと進んでいきます。
階段の下りや床からの立ち上がりは、平地を歩くよりも何倍もの負荷が膝にかかります。「以前より階段が怖くなってきた」「正座が長続きしない」という変化は、膝が何かを訴えているサインです。
手すりに頼ることが増えた、しゃがんだ姿勢からの立ち上がりが一苦労になってきた、という方はぜひ一度、自分の膝の状態を確認することをおすすめします。
変形性膝関節症は放置すると初期・中期・末期と段階を経て悪化していく、進行性の病気です。それぞれの時期で症状の出方が変わってくるため、今自分がどの段階にいるのかを把握しておくことがとても重要です。以下の表で各段階の特徴をまとめましたので、ご自身の状態と照らし合わせてみてください。
| 段階 | 主な症状の特徴 |
|---|---|
| 初期 | 動き始めだけ痛む、階段の上り下りで違和感がある程度 |
| 中期 | 歩行中も痛む、膝の腫れや熱感、曲げ伸ばしの角度が狭くなる |
| 末期 | 安静時・夜間にも痛む、O脚の進行、歩行困難 |
中期になると、動き始めだけでなく歩いている最中や長時間立っているときにも膝が痛むようになります。膝が腫れて熱を持ったり、関節内に水が溜まって張るような感覚を覚えたりする方も多くなります。
膝の曲げ伸ばしができる角度が徐々に狭くなり、正座や深くしゃがむことがほぼできなくなってきます。膝をかばうようになることで脚の筋肉も落ちてしまい、さらに膝が不安定になるという悪循環に陥りやすい時期でもあります。
末期まで進むと、安静にしているときや就寝中にも膝の痛みを感じるようになり、夜間痛で何度も目が覚めるという方も少なくありません。膝の変形がはっきりとわかるようになり、O脚が著明に進行します。
この段階になると整形外科では人工関節置換術などの手術が検討されることもあります。「手術はできる限り避けたい」という思いがあるなら、そうなる前に一歩踏み出していただきたいと思っています。
変形性膝関節症は誰にでも起こりうる病気ですが、特にリスクが高いとされる特徴があります。自分に当てはまるものがないかを知っておくことは、予防にも早期発見にもつながります。リスクを正しく理解することが、膝を長く守ることへの第一歩になります。
40代後半から発症リスクが高まり始め、60〜70代になるほど有病率が上がっていきます。また、女性は男性と比べて約2倍の有病率ともいわれており、特に更年期以降の女性に多く見られる病気です。
更年期以降のホルモンバランスの変化が軟骨の代謝に影響することや、もともとの筋肉量の少なさが関節への負担を増やしやすいことなどが、女性に多い背景として考えられています。
体重が増えるほど膝への負荷が高まるため、肥満傾向の方は発症リスクが高まりやすくなります。平地を歩くだけでも体重の3倍前後の力が膝にかかるといわれており、少しの体重管理だけでも膝への日常的なダメージを大きく減らすことができます。
畳に座る生活や和式トイレ、農作業や長時間の立ち仕事など、膝を繰り返し深く曲げる習慣がある方も、軟骨への蓄積ダメージが起きやすい傾向があります。もともとO脚気味の方は膝の内側に荷重が集中しやすく、軟骨が偏ってすり減りやすいといわれています。
症状が進むにつれて、膝の状態は見た目にも変化が現れてきます。自分では気づかなくても、家族が「最近、歩き方が変わった?」と先に気づくケースも少なくありません。周囲の人も含めて膝の変化に目を向けることが、早期発見につながることがあります。
膝の内側の軟骨が偏ってすり減ることで、脚が外側に広がるO脚が進行しやすくなります。立ったときに膝と膝の間の隙間が以前より広くなった、歩くときに体が左右に揺れるようになったという変化はサインのひとつです。
膝のお皿の周辺や膝全体がぷっくり腫れて見えたり、触れると熱感があったりする場合も要注意です。関節内で炎症が起きている状態ですので、安静にしても熱が引かないようなら早めに状態を確認することをおすすめします。
「変形性膝関節症は薬や手術しかない」と思われている方が、残念ながら少なくありません。ですが根本原因にきちんとアプローチすることで、痛みが改善して日常生活がずいぶん楽になる方は実際にたくさんいらっしゃいます。当院では膝の痛みそのものだけでなく、その背景にある原因を探ることを何より大切にしています。
膝が痛いからといって、必ずしも原因が膝だけにあるとは限りません。骨盤のゆがみ、股関節の硬さ、腰椎のバランスの乱れが膝への負担を増やしているケースは非常に多くあります。
当院では最新AI姿勢解析ソフトをはじめとする6種類の独自検査を使って全身のバランスを確認し、症状の根本にある原因を特定します。「他の院ではよくならなかった」という方が来院されることも多いのですが、丁寧な検査によってこれまで見落とされていた原因が見つかることも少なくありません。
当院の施術は、背骨と骨盤のバランスを整えることで体本来の自然治癒力を引き出すことに特化した、ソフトで痛みの少ないアプローチです。10代から80代まで幅広い方が安心して受けていただけます。
痛みを一時的に取るだけでなく、再発しにくい体づくりを目指しているため、施術ごとの変化を確認しながら無理のないペースで進めていきます。日常生活でできるセルフケアもお伝えしますので、院外での過ごし方も一緒に変えていきましょう。
膝の痛みや違和感は、放置していても自然によくなることはほとんどありません。気づいたときには日常生活に大きな影響が出てしまっていた、という方が後を絶ちません。「年だから仕方ない」という言葉で終わらせないでほしいのです。
院長として長年、膝の痛みを抱えた方々と向き合ってきた私が一番伝えたいこと。それは「もっと早く来てほしかった」という気持ちです。動き始めの違和感、階段のちょっとしたきつさ、正座しにくくなってきた感覚——そんな小さなサインを、どうか見逃さないでください。
「この程度で相談してもいいのかな」と迷っているなら、その迷いごと持ってきてください。検査と問診を通して今のあなたの膝の状態をきちんとお伝えし、一緒に改善への道筋を考えます。一人で抱え込まず、いつでもお気軽にご相談ください。


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