梨状筋症候群

梨状筋症候群とは

梨状筋症候群とは、お尻の奥深くにある梨状筋という筋肉が硬くなったり緊張することで、その下を通る坐骨神経を圧迫し、お尻から太ももの裏側、ふくらはぎにかけて痛みやしびれを引き起こす症状です。

腰痛はそれほど強くなく、主にお尻の痛みが特徴的な症状として現れます。坐骨神経痛全体では成人の約10%が経験するとされ、特にデスクワーカーやドライバーなど長時間座る職業の方に多く見られる傾向があります。

痛みやしびれが徐々に強くなり、歩行時にも症状が現れるようになります。座位での作業効率が著しく低下し、仕事に支障をきたす状況も起こります。

睡眠の質が悪化し、疲労が蓄積してしまいます。痛みをかばう姿勢により他の部位に負担がかかり、腰痛や膝痛を併発する可能性もあります。最終的には歩行困難となり、手術が必要になる場合もあります。

梨状筋症候群の原因

開院以来、当院には梨状筋症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、梨状筋症候群の原因はひとつではなく、いくつかの原因が複雑に絡み合っているということです。

梨状筋症候群の原因として次のものが挙げられます。

梨状筋症候群はこのような複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、梨状筋の緊張と坐骨神経への圧迫が発生し、お尻から下肢にかけての痛みやしびれが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり神経の圧迫を取り除くだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。梨状筋症候群でお困りの方は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

梨状筋症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用による胃腸障害や肝機能への影響があり、根本的な原因解決にはならないため症状の再発リスクがあります。

湿布では効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

理学療法・リハビリテーション

継続的な通院と自宅での運動継続が必要で、適切な指導者のもとで行わないと症状悪化の可能性があります。

痛みが治まった後も予防として使い続けると筋力低下のリスクが高まります。また、動きによっては悪化することもあり見極めが重要です。

神経ブロック注射

一時的な効果にとどまることが多く、注射後数時間は筋力低下により歩行困難になることがあります。また、根本的な原因は解決されないため症状の再発リスクがあります。

梨状筋症候群を改善するために

まずはあなたの梨状筋症候群の原因を検査し、明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては一時的には良くなったとしても根本的な改善は見込めないからです。

当院は最新AIを使った姿勢測定と独自の6種類の検査で、梨状筋症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

梨状筋症候群と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。背骨の可動性、股関節周囲の筋肉の硬さや可動域を徹底的にチェックし、改善を目指します。必要に応じて、仕事中や家庭内での姿勢指導もやっていきます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院であなたの梨状筋症候群が改善する理由

梨状筋症候群の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。姿勢や背骨の状態の把握、股関節の硬さの検査が大事になります。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

梨状筋症候群のQ＆A

梨状筋症候群は自然に治りますか？

軽症の場合は適切な生活習慣の改善により自然回復することもありますが、多くの場合は専門的な治療が必要です。早期の対処が重要となります。

梨状筋症候群の人がやってはいけないことは？

長時間の座位、中腰姿勢、無理なストレッチは症状を悪化させます。特に痛みがある時の強いマッサージは炎症を増悪させる可能性があります。

椎間板ヘルニアと梨状筋症候群の違いは何ですか？

ヘルニアは腰痛が強く前屈で悪化しますが、梨状筋症候群は腰痛が軽く、お尻の痛みが主症状で座位により悪化することが特徴です。

どのくらいの期間で症状は改善しますか？

個人差はありますが、適切な治療により軽症なら2-4週間、重症でも2-3ヶ月程度で大幅な改善が期待できます。

手術は必ず必要になりますか？

手術が必要になるケースは稀で、多くの場合は保存療法で改善します。当院でも手術を回避できた症例が数多くあります。

梨状筋症候群で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

背骨を調整し自然治癒力を正常にする当院の整体と梨状筋症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

梨状筋症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。