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変形性膝関節症は鎮痛剤だけで大丈夫?

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こんにちは。膝の痛みが続くと、薬で抑えながら何とか過ごしている方も多いのではないでしょうか。今日は、変形性膝関節症で鎮痛剤を使っているのに不安が消えない理由を、できるだけわかりやすくお話しします。

その場は少し楽でも、また痛くなる。そんな繰り返しに心当たりがある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

院長:松苗

痛み止めを否定せず、その先を一緒に考えることが大切です

目次

膝の痛みが薬だけでは不安な理由

膝がつらいとき、まず痛みを和らげたいと思うのは当然です。朝の一歩目や階段の下りが怖い日には、鎮痛剤が助けになる場面もあります。ただ、飲んでいるのに安心できないのは、痛みの背景がまだ整理できていないからです。私は施術を続ける中で、膝の痛みを抱えた方から同じ言葉を何度も伺ってきました。薬を飲めば少し楽になるけれど、切れてくるとまた痛む。この繰り返しが、いちばんつらいのです。

とくに多いのは、病院で変形があると言われ、湿布や飲み薬を使いながら様子を見ている方です。もちろん、それ自体は悪いことではありません。症状が強い時期には、日常生活を守るための大切な選択になることもあります。

ただし、そこで気をつけたいのは、痛みが減ることと、痛みの理由がなくなることは同じではないという点です。ここが整理できていないと、買い物や家事、通勤や趣味のたびに不安が顔を出しやすくなります。

鎮痛剤は悪いものではありません

先にお伝えしたいのは、薬を使うこと自体を責める必要はないということです。痛みが強いと体はこわばりやすくなりますし、眠れない日が続けば回復力も落ちていきます。

ですから、つらい時期に痛みを抑えて生活を立て直すことには意味があります。大事なのは、薬を使うか使わないかではなく、薬が必要になる理由をそのまま放置しないことです。

痛みが戻るのはなぜでしょうか

膝の関節だけが問題とは限りません。股関節の硬さ、足首の動き、太ももやふくらはぎの張り、姿勢の崩れ、体重のかかり方の偏りなどが重なると、膝は想像以上に負担を受けます。

そのため、痛みを抑えても、膝にかかる負荷のかかり方が変わらなければ、しばらくしてまた同じ場所がつらくなることがあります。ここを見直さないままでは、いつまで薬を続ければいいのか分からなくなってしまいます。痛みを抑えることと、痛みの理由を見つけることは別です

見落とされやすいのは膝以外の負担です

変形性膝関節症という言葉を聞くと、どうしても膝の軟骨だけに意識が向きやすくなります。ですが実際には、膝が痛む方ほど、体の使い方全体に無理が重なっていることが少なくありません。そこまで見ていくと、次に何をすべきかが見えやすくなります。

同じ年代でも、長く歩ける方と、数分でつらくなる方がいらっしゃいます。この差は年齢だけでは説明しきれません。私はそこに、体の連動の乱れや動作の癖が大きく関係していると考えています。たとえば、片脚にばかり体重を乗せる立ち方が続いていたり、椅子から立つときにいつも同じ脚をかばっていたりすると、膝の一部に負担が集中しやすくなります。本人は無意識でも、体は正直です。

朝は固まって動きにくいのに、少しするとましになる方もいれば、夕方になるほどつらくなる方もいます。この違いにも、筋肉の硬さや関節の動き、日中の負担の積み重なりが関係している場合があります。

膝だけを施術しても足りないことがあります

膝の周囲をやわらかくすることは大切です。ただ、それだけで十分とは限りません。股関節がうまく使えていないと、曲げ伸ばしのたびに膝が代わりに頑張りすぎてしまいます。

足首が硬い方も要注意です。足元で吸収できるはずの衝撃が膝に集まりやすくなり、歩くほどにつらさが増すことがあります。だからこそ、私は膝だけでなく、その上下の動きまで丁寧に確認します。

年齢のせいだけで終わらせないでください

年齢を重ねれば、多少の変化は誰にでも起こります。ですが、年齢のひとことで片づけてしまうと、まだ改善できる部分まで見逃してしまいます。

本当に大切なのは、今の体で何が負担になっているかを具体的に知ることです

理由がわかると、対処はぐっと現実的になります。反対に、理由が曖昧なままだと、治療もセルフケアもその場しのぎになりやすく、先の見通しが立ちません。

痛み止めを考えるときに整理したいこと

薬について考えるときは、効くか効かないかだけで判断しないことが大切です。どんな場面で痛みが強くなるのか、どれくらい持続するのか、生活にどの程度支障が出ているのかを整理すると、今の状態がかなり見えやすくなります。その情報は、病院でも治療院でも役立ちます。

私が膝の相談を受けるときは、まず生活の中の困りごとを丁寧に伺います。階段なのか、立ち上がりなのか、買い物のあとがつらいのか。それによって、見るべきポイントが変わってくるからです。

よくある状態考えたい視点
薬を飲むと少し楽だが、数時間でまた痛む炎症だけでなく、荷重の偏りや動作の癖が残っている可能性があります
湿布はしているが、階段や立ち上がりは変わらない膝以外に、股関節や足首、太ももの硬さも確認したいところです
手術は避けたいが、このまま悪くなるのも怖い現在の生活動作と進行のしやすさを見て、早めに方針を整理することが大切です

自己判断で我慢し続けないことが大切です

薬の増減や中止は、自己判断ではなく処方を受けている医療機関へ相談して進めてください。胃の不快感やむくみ、効き方の変化など、気になることは小さくても伝えておくほうが安心です。

そして同時に、薬が必要になる背景を見直していくことが重要です。そこが整ってくると、日常の中で膝に感じる不安も少しずつ変わってきます。

当院が大切にしているのは原因の見える化です

当院では、つらい膝の痛みに対して、いきなり施術だけを進めることはしていません。まず現在の体の状態を把握し、どこに負担が集まりやすいのかを整理します。そうすることで、今の痛みを楽にするだけでなく、再びつらくなりにくい体の使い方まで考えやすくなります。膝の可動域、太ももやふくらはぎの張り、姿勢の崩れ、歩き方の癖。こうした点を丁寧に見ていくと、同じ変形性膝関節症でも、必要な対応は人によってかなり違うことが分かります。

私は、検査で分かった内容をできるだけ専門用語に寄りすぎずお伝えするようにしています。自分の体のことが理解できると、それだけでも不安は少し軽くなるものです。

強く押すことより、体が変わりやすい条件を整えます

膝が敏感になっているときほど、強い刺激が合わない場合があります。そのため当院では、無理に押し込むのではなく、体が動きやすくなる順番を見ながら施術を進めます。

背骨や骨盤、股関節の連動が整ってくると、膝だけが頑張りすぎる状態から抜けやすくなります。すると、立つ、歩く、しゃがむといった日常動作の負担が少しずつ変わっていきます。

生活動作も改善の一部です

せっかく施術で体が変わっても、毎日の動作で同じ負担をかけ続けると戻りやすくなります。ですから、立ち上がり方や階段の使い方、座り方なども状態に合わせて確認していきます。

ほんの少しの使い方の違いが、膝の楽さを左右することは珍しくありません

無理な運動を急に始める必要はありません。今の体で続けやすい方法を見つけることのほうが、結果として長く役に立ちます。

こういう方は早めの相談がおすすめです

変形性膝関節症による痛みは、我慢できる日があるぶん、相談のタイミングを逃しやすい症状です。ですが、夜にうずく、歩く距離が減ってきた、仕事や外出を避けるようになったという変化があるなら、早めに状況を整理したほうが結果的に遠回りになりにくいことが多いです。

夜中に痛みで目が覚める方は、睡眠の質まで落ちてしまいます。眠れない日が続くと疲れが抜けず、痛みに敏感になり、また動けなくなるという悪循環に入りやすくなります。

また、痛みをかばう時間が長くなるほど、反対側の脚や腰まで負担が広がることがあります。膝だけの問題だったはずが、全身の不調につながっていくのは避けたいところです。

手術を考えるほどではないと思っていても、今のうちに体の使い方を見直しておく意味は十分あります。早い段階ほど、日常動作の立て直しがしやすいからです。

これからの膝との付き合い方

私が大切にしたいのは、膝の痛みをゼロにする話だけではありません。買い物に行ける、仕事を続けられる、趣味を楽しめる、夜ぐっすり眠れる。そうした日常を取り戻すことこそ、本当に目指したい変化だと思っています。鎮痛剤を使いながら生活を守ることはあっていいのです。ただ、その一方で、なぜ膝が痛み続けるのかを見ないままにしないでください。そこを整理できると、先の見通しがぐっと明るくなります。

変形性膝関節症は、ただ年齢のせいだから仕方ないと片づけてしまうには、あまりにも日常への影響が大きい症状です。だからこそ、今の体に合った方法で、できることをひとつずつ見つけていくことが大切です。私は、膝の痛みで好きなことをあきらめてほしくありません。薬で抑えるだけの毎日から一歩進みたい方は、まず今の体の状態を整理するところから始めてみてください。

一人で抱え込まず、つらさを感じた時点で早めに相談してください


院長:松苗

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